家づくりは椅子選びから
始まることがある
住宅の設計が始まると
まず椅子やテーブルについて
お聞きします
・新しい住まいで、どのように過ごしたいか
・どんな椅子を考えているか
・テーブルは丸がいいか、それとも四角か
・大きさはどれくらい必要か
そんなお話から始まります

プランの大筋が見えてくると
ダイニングテーブルの形や大きさも
自然と決まってきます
もちろん
今お使いの椅子やテーブルを
新しい住まいでも使われる方も
いらっしゃいます

その場合も
「これまでどのように使ってきたのか」
「これからはどんな暮らしをしたいのか」
をお聞きしながら
住まいとの関係を考えていきます
新しく椅子を購入される場合は
実際に家具屋さんで座っていただくことを
おすすめしています

Yチェア/ハンス J. ウェグナー
写真では「ちょっと違うかな」
と思った椅子が、座ってみると
驚くほど心地よいことがあります
反対に
見た目は気に入っていても長時間座ると
疲れてしまう椅子もあります
椅子は、実際に体で確かめることが
とても大切
さまざまな椅子に座っていただきながら
・椅子とテーブルのバランス
・座り心地の違い
・テーブルの形による使い方の変化
などについて、ゆっくりお話しします

例えば、アーム付きの椅子は
ゆったりとくつろげますが
テーブルへの出入りが
少し面倒に感じることがあります

サムチェア/中村好文
また、座面が硬い椅子は
デザインは素敵でも
長時間座るには向かない場合があります

セブンチェア/アルネ・ヤコブセン
もちろん最後は
ご自身が「これが好き」と思えるものを
選んでいただくのが一番です
その選択が
暮らしにより合ったものになるよう
少しだけアドバイスします
家づくりでは
プランから家具を考えることが
一般的かもしれません
でも、椅子やテーブルといった
毎日触れる家具から暮らしを考えることで
プランのヒントが見つかることも
多いと感じています
家具は
住まいの「後から入れるもの」ではなく
毎日の暮らしをつくるために
「最初に決めるもの」です
座ると嬉しくなるような椅子を
ぜひ見つけてください






