スロープよりも「上がり段+手すり」が適していることもあります
福祉住環境コーディネーター2級の
資格を取得していることもあり
介護保険を利用した住宅改修の
ご相談をいただく機会があります
ご相談で最も多いのが
「玄関の段差をなくすために
スロープを付けたい」
というご希望です
確かにスロープは
段差をなくす方法の一つですが
実際の住宅では必ずしも
最適な方法とは限りません
その理由は次の3つ
- 安全なスロープは緩やかな勾配が必要なため、長い距離が必要になる
- 一般住宅では敷地や玄関まわりのスペースが足りないことが多い
- 「上がり段」と「手すり」を組み合わせることで、安全で使いやすくなるケースが多い。
実際の住宅改修でも
スロープを計画して現地を確認した結果
上がり段と手すりに変更した方が
安全性も使い勝手も良くなることは
少なくありません
スロープは歩く距離が長くなり
・疲れる
・傾斜した床なので転倒の恐れが増す
という問題点もあります

↑コチラのお宅は
玄関の段差が20センチほどあったので
・上がり段取り付け
・手すり取付(少し傾斜付き)
で昇降がしやすくなりました
もちろん靴を脱ぎ履きする際に
介助が必要ですが
「できるだけ自力で動きたい」
を叶えられます
住宅改修で大切なのは
ご希望どおりの工事をすることではなく
その方の身体の状態や歩行能力
介助をされるご家族
そして敷地条件まで含めて
本当に使いやすい方法を考えることです
介護保険を利用した住宅改修は
一度工事をすると
簡単にはやり直せません
だからこそ
現地をしっかり確認し
一人ひとりの暮らしに合わせた方法を
ご提案することを大切にしています


コチラは石段はそのままに
手すりを付けて
自力で昇降できるようにしました
「スロープしか方法がない」
と思われている方も多いのですが
実は
別の方法の方が安全で使いやすく
費用も抑えられることがあります
住宅改修をお考えの際は
まずは現地を見ながら
一緒に考えていきましょう





