
弊社でも取り扱いしてます
曳家岡本の岡本直也さんが
昨年からの新潟での沈下修正工事を通して
建築士が知っておくべき内容を
書籍にまとめられました
私が携わった現場やセミナーの内容も
掲載されています
工事に携わる中で
「建築士」の立ち位置はどこか?
「建築士」の役割とは?
あいまいになりがちです
建築士、特に現場「監理」者として
依頼主と施工業者の間に立った時
依頼主の「横に立って」
施工業者の話を通訳する
や
「依頼主では判断できない部分を
よくよく確認し判断する」
が役目と考えています
建築士でも未知や経験の浅い事柄も
たくさんありますので
都度、調べたり確認したり
同業者の仲間に訊いたりして
裏付けを取ったりします
業者の言うことが
絶対正しいわけではありません
以前もブログに書きましたが
「住学(すがく)」という
主に住宅をメインとした勉強会に
参加していたおかげで
今回の地震の際にも
どのように沈下修正をするかなど
たいへん助けられました
現代は仕事を取り合うのではなく
情報を共有して互いにより良くなるよう
連携するフェーズ(局面)になったと
体感しています
現代を生きる建築士が
イレギュラーな災害時でも
焦らず依頼主に対応できるような
そんな一冊です
一般の方には(建築士にも)
曳家岡本口伝 構造から直す本気の住宅再生
がオススメです