弊社では4件目の
沈下修正工事が始まりました
耐圧版(たいあつばん)
沈下修正工事という
初めて採用する工法です
過去3件の土台上げ工法と違うのは
建物を基礎ごと上げることです
当初
土台上げ工法で予定していましたが
お願いした曳家岡本さんの
「お家(いえ)が新しすぎて、やりたくない」
という衝撃の告白がありました(笑)
もちろん
まだ新しい基礎を削るのに気が引けて
「もったいない」
「基礎の強度が下がる」
というのが本当の理由です
曳家岡本さんからご紹介いただいた
信頼のおける業者さんに
お願いすることになりました
もちろん費用がアップするので
お客様とご相談、ご了承をいただきます
なぜ基礎を削りたくないか
にも理由がありました
こちらは寺尾上のまちなか山荘で
金物工法で建てられています
金物工法はホールダウン金物が
柱の真下にあるので
基礎の削り出しが大きく
基礎の強度低下が今までより
さらに大きくなると予想されました
↓ ②の基礎を大きく削った状態です
そんな内容をやり取りした結果
耐圧版工法がベストではないか
というアドバイスをいただいたのです
一般的に
いただいた仕事は
離したくないものですが
お客様と家のことを
最優先に考えている方は
このような=ベストな人に譲る
判断をします
仕事に対する姿勢が
改めて勉強になりました
作業に影響のある
建物周辺の植栽や階段を撤去しました
まだ準備段階ですが2週間ほどで
ジャッキアップ作業になりそうです
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