干したり漬けたり

かえる食堂

只今 フェイスブックで

ブックカバーチャレンジ

というものに参加しています。

 

ルールは

・好きな本を1日1冊7日間投稿

・本について説明なし

・表紙だけの画像アップ

・毎日1人のFB友達を招致して

このチャレンジに参加してもらう

 

私の場合 友達の招致はせずに

本の紹介だけを行っています。

 

このブログでは

フェイスブックよりもう少し突っ込んだ

内容を書いていきたいと思います。

 

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ここ十年くらい

保存食をよく作ります。

 

旬の野菜や果物を頂くと

新しい季節を感じて嬉しいのですが、

量が多かったり、忙しかったりで

食べきれないことも。

 

食べ物を無駄にして

罪悪感を感じていた時期に

出会ったのが この一冊です。

かえる食堂

「かえる食堂 干したり漬けたり」

松本朱希子著

 

本屋さんで「かもめ食堂」と

勘違いして手に取ったのが

この本との出会いでした。

 

著者も 実家や知人から

毎年 故郷の蜜柑や旬の食材が

段ボール箱いっぱい届きます。

それらを簡単に保存食にして

気軽に暮らしに取り入れています。

 

保存食の良さは

作って楽しい

待つのも楽しい

食べると幸せ

いいこと尽くめです。

 

先日、

苺シロップの瓶をゆすっていたら

主人から

「ニンマリしながらやっていると

思ったら、意外に真剣な顔だった。」

言われました。

 

 

母の苺
義母の育てた苺 小粒なものは苺シロップに

 

苺は酵母を持っているので

発酵しやすくカビも出やすい食材です。

 

毎日

シロップの発酵状態を確認しながら

瓶をゆする必要があるので

わたしはもう

醸造家、いいえ越後杜氏にでも

なった気分で 真剣そのものです。

 

保存食は

仕込みに手間のかかる時もありますが

ずらりと並んだ保存食の瓶を眺めるのは

至福のひと時。

苺シロップの瓶を 元の位置に戻したら

ニンマリと眺めています。

 

 

この本に出合ってから

保存食づくりを 決して無理せず

作りやすい量を 季節を感じながら

出来上がりを豊かに想像して

楽しむようになりました。

 

まさよ