世界が
非常に不安定な状態であることは
連日の報道の通りです
この影響が継続して出ているわけですが
特に新型コロナウイルスのころから
部材と原油の高騰が右肩上がりで続き
何をするにも負担が大きくなっていますね
電気代やガス代も例外ではなく
暮らしそのものに直結するコストとして
重くのしかかっています
ここで我々建築関係者ができることは
低燃費の家を供給すること
2025年4月に建築基準法の大改正で
断熱性能の義務化がスタートし
低燃費の家が安定的に
供給されるようになりました
これは喜ばしいことです
一定の断熱性能が確保されることで
冬は暖かく、夏は涼しい住まいが
当たり前になります
冷暖房に頼りすぎない暮らしは
家計にも環境にもやさしい選択です
しかし
私たちは「基準を満たすこと」だけで
満足してはいけないと考えています
大切なのは
できるだけエネルギーを使わなくても
快適に暮らせる家を設計することです
断熱性能を高めることはもちろん
窓の配置や大きさ
日射の取り込み方
風の抜け道など
設計段階で工夫できることは
数多くあります
冬は太陽の光をしっかりと取り込み
夏は庇や軒で直射日光を遮る
自然の力を味方につける設計は
機械設備に頼りきらない
強い住まいをつくります
また
エネルギーを「つくる」ことも重要ですが
その前に「使わなくて済む」建物
にすることが本質です

高性能な設備を後から足すのではなく
建物そのものの性能を底上げする
これが長期的に見て最も安定した方法だと
私たちは考えます
世界情勢やエネルギー価格は
私たちの力では変えられません
しかし
住まいのあり方は変えられます
将来の不安を少しでも小さくし
安心して暮らせる住環境を整えること
それが地域に根ざす
(株)山川建築事務所の使命だと思っています
「できるだけエネルギーの要らない家」は
特別な家ではありません
これからの時代の“あたりまえ”として
一棟一棟、丁寧にかたちにしていきたいと
考えています




