【震災関連】敷地の液状化対策

敷地の液状化対策

現在、新潟市で行っている
「液状化等に関する説明会」の資料から
宅地の液状化対策イメージを抜粋しました

新潟市資料 液状化しにくくするための事業

(資料はコチラからダウンロードできます)
https://www.city.niigata.lg.jp/…/machisuisetumei.html

対策方法として
「地下水位低下工法」と
「格子状地中壁工法」
について紹介されていますが

・自己負担がどの程度なのか
・地域(街区)全員の同意が得られるか

が気になるところでしょう

4/10に住学(すがく=住宅の勉強会グループ)
で開催された
『 「能登半島地震 新潟県内液状化被災」浦安の復興から学ぶセミナー』
の中で、浦安前市長の松崎先生より
ご説明がありましたので
地域の同意を得る大変さが思い出されます
(当日の動画↓ 47分ごろ~費用の解説)

 

動画の中で
「格子状地中壁工法」を国県市で補助しても
自己負担が1件あたり100~200万
(東日本大震災後)

※注意
新潟市での自己負担額は不明です
この金額が独り歩きしないようお願いします

新潟市でも同様の自己負担だとすると
液状化対策するかどうか非常に悩む金額です

当時の浦安市でも対象敷地が4000件以上
あったのに対し、実現したのは30件ちょっと

費用や必要性を感じないなどの理由で
街区=道路で囲まれた住宅地区全体の
同意が得られなかったことが
実現しなかった理由です

地域で実現させたい場合は勉強会を重ね
必要性を十分理解したうえで同意を得ると
地域の連携やまとまりが出て
相乗効果が生まれてきます

地道な作業ですが冷静に意見を出し合い
同意を増やしていくことが鍵となる事業です