二酸化炭素濃度計

車内の二酸化炭素濃度 (3)

Co2(二酸化炭素)濃度測定器を
手に入れました

まずは
以前から知りたかった車の中の
Co2濃度を測定です

まずはCo2濃度の基準

良好な環境 ~800 ppm 画面:緑
一般的な環境 800~1,400 ppm 画面:黄
換気が必要な環境 1,400 ppm~ 画面:赤

画面の色で安全かどうか分かりやすく
一般的には1,000 ppm前後が良いと言われています

 

1.内気循環・エアコンファン弱運転 642 ppmでスタート

車内の二酸化炭素濃度 (1)

 

2.内気循環・エアコンファン弱運転で11分運転後 1,471 ppm

車内の二酸化炭素濃度 (2)

 

3.内気循環・エアコンファン弱運転で11分運転後 1,626 ppm 座席上

車内の二酸化炭素濃度 (3)

 

4.次に外気導入・エアコンファン弱で23分運転 707 ppmでスタート

車内の二酸化炭素濃度 (4)

 

5.↑から更に外気導入・ファン停止で5分間運転 928 ppm

車内の二酸化炭素濃度 (5)

 

小さい車なので撮影している間に
どんどん数値が上がります

運転していて眠くなるのは
内気循環も原因のひとつだと分かりました

エアコンのファンを止めてもCo2濃度が上がりますが
外気導入になっていれば
移動している間は車のスキマから空気の入れ替えがされるので
それほどCo2濃度は上がらず
あまり心配しなくて良さそうです

基本は「外気導入・ファン稼働」ですね

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Co2濃度(が上がらないこと)は大切
ということをお伝えしたいわけですが

こうして目に見えると分かりやすいですね

住宅では2003年から24時間換気の設置が義務付けられました
※弊社では1993年から標準設置

注意が必要なのは

建物の気密性が高くないと
計画した以上にスキマから
外の空気が出入りする

=無駄なエネルギーを逃がしている

ということです

断熱気密を頑張っている会社が
住宅完成時に気密測定をするのは
そういう理由があるからです