吉村順三設計の脇田山荘

吉村順三設計の脇田山荘は何とも言えない浮遊感と抱擁感が魅力

今年も

この季節がやってきました。

年に一度の脇田山荘見学会。

 

例年の建築講義は11/2、

11/3~11/6は特別公開期間とのこと。

 

吉村順三設計の建築を体感できる、

またとない機会。

晩秋の軽井沢と共に是非どうぞ。

 

詳しくはこちら。

脇田美術館イベントページ

 

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脇田山荘は

(株)山川建築事務所の原点。

 

リビングに入った瞬間の浮遊感と

包み込まれるような空間は

何とも不思議な感覚。

 

そして

何度行っても発見があります。

 

足元にも及びませんが

目標とする空間があるというのは

幸せなことですね。

 

以下、2016年10月の様子。

 

●美術館より山荘

2階に持ち上げられている住居とアトリエ。

吉村順三設計の脇田山荘は何とも言えない浮遊感と抱擁感が魅力

 

●リビング

窓辺は低く、窓ガラスを全て開放すると、外と一体になる。

 

●ダイニング コーナー

窓ぎわの壁が低く、天井の中央が高いので、大きな巣箱に入ったような気分。

 

 

角に窓があることで、視線も風も抜けて、とても心地いい。

 

夕暮れ。照明を低くしているので眩しくなく、集いやすい。

 

見どころは他にもありますが

今回はダイニング特集にしてみました。

 

建築ワークショップのある山荘開放日は

見学の順番待ちの間、中庭で

ワインやチーズ、温かいスープなどが

振る舞われました。

 

冷え込んでくる夕暮れに

グラスを傾けながら脇田山荘を眺める

とても贅沢な時間です。