砕石で地盤改良

砕石パイル 直径60センチ

昨日の山形県と新潟県境で起きた

震度6強の地震にビックリしましたね。

 

新潟市では震度4を記録し

西区の我が家でも4~5分ほど

揺れていました。

 

こういう時、地面って大丈夫?

建物って傾かないの?

という心配が湧いてきますね。

 

そんな時に効果を発揮するのが

地盤の強度を上げる工事「地盤改良」です。

 

新潟市で家を建てる際

必ずと言ってもいいほど

セットになる地盤改良。

 

事前の調査で「地盤改良が必要」と

判定された場合は工事が必要です。

坂井東の家 砕石パイル施工

弊社では、数ある工法の中で

砕石(=自然素材)を使った

改良方法を採用しています。

砕石パイル 地面に穴を掘る

「砕石杭」採用の大きな理由は以下の4つ。

・環境負荷がほとんどなく、無公害

・新潟市のような水位の高い軟弱地盤に適している

・地震時の液状化現象に強い

・地中埋設物(産廃)にならない

砕石を投入

他にも理由がありますが

新潟市の平地に適した工法で

環境負荷の少ないことが基準です。

事前に検討された位置に穴を掘り

砕石を投入して締め固める

とてもシンプルな工法です。

砕石パイル 直径60センチ

 

地盤改良の工法で

一般的に知られているのは

セメントを使用した「柱状改良」ですね。

 

大きなドリルのような機械を使い

土の中でセメントを混ぜながら

コンクリートの柱を造る工法です。

 

しかし新潟市の平地では

・地下水位が高い

・建設場所によって腐植土の層がある

などが原因で、柱状改良時のセメントが

固まらない恐れがあります。

 

鋼管杭も選択肢としてありますが

地中埋設物となりますので

もし建物解体となったときは

杭も引き抜いて「産業廃棄物」として

処分しなければなりません。

(柱状改良も同様)

 

そんな理由から 弊社では「砕石杭」を

標準改良工法としています。

 

ちなみに

弊社で「砕石杭」を採用し始めたのは

10年前の2009年から。

 

まだ始まったばかりの工法でしたので

自宅を建て始めた2008年には

鋼管杭しか選択肢がありませんでした。

 

つくづく採用できなかったのが悔やまれます。

(株)山川建築事務所 外観 

 

新潟市の平地で新築をお考えの方は

砕石による改良方法がオススメです。

 

砕石杭の詳細については

ハイスピード工法をご覧ください。

(砕石工法は他にも数社あります)

環境に優しい地盤改良