小さな小さな 小屋

水道の小屋

こんにちは、山川まさよです。

先日、十日町にて伊礼智さん設計の住宅を拝見してきましたが、

その目と鼻の先に、小さな小さな小屋を発見しました。

 

これを小屋と呼んでいいのか ちょっとためらわれますが

小屋好きとしましては、

壁と屋根があって大切なものを守っているのだから

やっぱり小屋なのかな、と思いました。

 

あたりは一面の畑だったので

農作業で使うための水道だと思われます。

 

古い木の丸太は、昔の電柱を再利用したものでしょうか。

溶接した鉄板ぶきの切妻屋根が ちょこんとのって

なんだか愛らしいです。

 

「あぁ、この水道は おばあさんにとって

とても重要なので、大切にされているんだろうなぁ。」

なんて勝手な想像をしながら、

ほっこりした気分で帰路につきました。

 

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こちらは数年前、うちで新築したお宅のインターホンです。

インターホン自体は雨が当たっても問題ないつくりなのですが、

ちょうど玄関屋根から外れた、雨の当たる位置だったので、

屋根(庇)を付けました。

 

インターホン 屋根

大切にされて、ちょっと誇らしげに見えます・笑

 

こんなふうに、ちいさな屋根が付いたものを見ると

持ち主のモノに対する「想い」のようなものが

垣間見えたようで、嬉しくなります。

 

と同時に、住む人に愛され、いつまでも大切にしてもらえる

住まいを作り続けたいと思いました。