![木の道具](https://www.machinaka-sansou.com/mt-riv-arch_wp/wp-content/uploads/2018/02/IMG_4468.jpg)
こんにちは、山川まさよです。
ここでは 山川建築事務所のつくる『まちなか山荘』での、
なに気ない 日々の暮らしの様子を 綴っています。
木の器、カトラリー
昔から、木の手触りや風合いが好きで、
キッチン用品を買い替えるとき 少しずつ 木の素材を選ぶようにしてきました。
最初に買ったのは、茶さじ。
たまたまお店で 小さな小さな木のスプーンを見つけ、
毎朝飲む 番茶の茶葉を これですくったら、
楽しくなるかも と思ったのが始まりです。
次に買ったのは、バターナイフ。
トーストにバターを塗って、ナイフをお皿に置いた時に出る
ガチャンという音が 苦手でした。
子供の場合、お皿が割れるのでは というくらいハデな音も出すので、
何とかしたいと思っていました。
![木のバターナイフ](https://www.machinaka-sansou.com/mt-riv-arch_wp/wp-content/uploads/2018/02/IMG_4577-e1519465423689-564x388.jpg)
木のバターナイフは、金属と違い冬でも冷さがなく、手の中にしっくり馴染み、
バターを滑らかに削って、お皿に置くと コトリ と優しい音がします。
また、木と油は相性がよく、
バターが持ち手についても ヌルヌルしないのも うれしい特徴です。
たった一本のことですが、ストレスが無くなっただけでなく、
豊かな気持ちで 朝食をいただけるようになりました。
![](https://www.machinaka-sansou.com/mt-riv-arch_wp/wp-content/uploads/2018/02/IMG_4482-564x423.jpg)
長年使ったコーヒーサーバーを主人が割ってくれたおかげで、念願のKONO式サーバーを手に入れることに。
こんな風に、どんどん木の道具に魅了されて、
少しずつですが ここまで増えてきました。
うちにあるものは、安価な機械削りのものから、作家さんの手削りまで さまざま。
他に、お客さんが手づくりした箸置き、
お友達や主人の 海外土産の レードルやターナーもあります。
以前は 個性的なデザインのモノもありましたが、
使い勝手やお手入れのしやすさを重視して、
結局 飽きの来ない すっきりした形のものが残りました。
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木の道具との 上手な付き合い方
木の道具は 痛んだりお手入れが必要だったり、
気を使いたくない方も多いと思いますが、
実はとても簡単なのです。
*過去の参考記事→木のテーブルのお手入れ
ですが、いきなりお皿やカトラリーをそろえるのは 勇気がいる。
そんな方にお勧めなのが、茶さじ、コーヒーメジャー、そしてバターナイフです。
人数分そろえなくても 一本から始められますし、
茶さじとコーヒーメジャーは洗う必要がないので
我が家では一度もお手入れをしていません。
バターナイフは、バターの油分が補給されるので、
傷みにくくメンテナンスも少ないため 気軽に扱えます。
なにより 使い心地が抜群に良いので、特におすすめです。
![](https://www.machinaka-sansou.com/mt-riv-arch_wp/wp-content/uploads/2018/02/IMG_4474-564x423.jpg)
コーヒーメジャーはコーヒーの色と油分がしみ込み、使い込むほどに艶が出て 良い風合いになります。
せっかくの木の道具でも、
ストレスを感じてしまっては残念なこと。
気軽に使えるところから始めて、
ぜひ使い心地の良さを実感していただけたらと思います。
番外編
靴ベラ
プラスチック製の靴ベラはよく見かけますが、
木の家には やはり木の道具がしっくりきますね。