木のテーブルのお手入れ

オリーブオイルと古布

先日、久しぶりにテーブルのメンテナンスをしました。

オイル仕上の無垢のテーブルは、水拭きのたびに
油分が奪われ、だんだん白っぽくカサカサしてくるので、
時々オイルを塗ります。

お客さまからも、どうお手入れしたらよいか
分からなくてそのままにしている、というお話を
聞くことがあるので、うちのやり方をご紹介します。

【用意するもの】
オイル、ぼろきれ(今回は子供の古靴下を使用)
①夕食後にテーブルをきれいに水拭きします。
②寝る前にテーブル全体にオイルをたっぷり塗布します。
③翌朝、軽く乾拭します。おしまいです。

オイル塗布した所を比較
一晩置くことで、しっかりオイルが浸み込み、
テーブル本来のきれいな色艶が戻ります。

オイルを選ぶ基準は、
・香りが少ない
・酸化しにくい
・食用のもの
・手軽に買えるもの(値段もお店も)

くるみ油や荏油(えあぶら)などが有名ですが、
うちで使うのは、ごく普通のオリーブオイル。
いつも料理で使うオイルなので、常に新鮮かつ手軽。
気負いなく、こまめにお手入れが出来ます。
(古くなったオイルは酸化して匂いが強くなるので、おすすめしません。)

また、食事をする場所ですから、やはり食用のオイルが安心です。

キッチンや洗面カウンターも無垢の木の場合、
同様にお手入れしていきます。

しっとり潤った木肌のテーブルは、部屋の印象をぐっと
引き締めてくれますし、食事の時も気分もあがります。

新たに無垢のテーブルを購入した際も、最初に
このひと手間をしておくだけで、コップなどの環染みが
できにくくなので、おすすめです。